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Copilot研修とは?ChatGPT研修との違い・内容と、導入したのに使われない状態を防ぐ設計

Copilot研修とは?ChatGPT研修との違い・内容と、導入したのに使われない状態を防ぐ設計
目次
  1. Copilot研修とは:自社のデータの中で使うための研修
  2. 研修の前に確認したい「どのCopilotを配っているか」
  3. ChatGPT研修との違い
  4. Copilot研修で扱う内容
  5. 費用と助成金の考え方
  6. 導入したのに使われない状態を防ぐ設計
  7. ノセカエのCopilot研修
  8. まとめ
  9. 参考資料・注意事項

Copilot研修は、Microsoft 365 Copilotを社員が自分の業務のどの場面で使うかを見つけ、使い続けられる状態にする研修です。ボタンの押し方を教える講座ではありません。ライセンスを導入し費用も払っているのに、使っているのは一部の人だけで、現場は前と同じやり方で仕事をしている。こうした状態から抜け出すための研修です。

この記事では、Microsoft 365を使っている会社の人事・情報システム担当の方に向けて、研修の前に確認したい契約の違い、ChatGPT研修との違い、研修で扱う内容、導入後に使われない状態を防ぐ設計を整理します。

Copilot研修とは:自社のデータの中で使うための研修

Copilot研修とは、Microsoft 365 Copilot(Word・Excel・PowerPoint・Outlook・Teamsなどのアプリで使えるAI)を、社員が実際の業務で使えるようにするための研修です。AIの一般論ではなく、普段使っているOfficeやTeamsの中で、どう指示すれば何が返ってくるかを実際に試しながら身につけることに軸があります。

有料のMicrosoft 365 Copilotの特徴は、Microsoft Graphを通じて社内のメール・ファイル・会議・チャットなどを踏まえて答えられる点です。「先週の会議の内容をもとに要約して」「このExcelの傾向を説明して」といった、自社のデータに紐づいた使い方ができます。ここが一般的なチャットAIとの大きな違いで、研修の内容もそこに合わせる必要があります。

研修の前に確認したい「どのCopilotを配っているか」

「Copilot」という名前のつく機能は複数あり、社員がどれを使えるかで研修の中身が変わります。Microsoftの公式ページでは、次のように区別されています。

種類費用回答のもとになる情報
Microsoft 365 Copilot Chat対象となるMicrosoft 365のプランの利用者は追加費用なしWeb上の情報が中心
Microsoft 365 Copilot(有料ライセンス)ユーザーごとの有料ライセンスMicrosoft Graphを通じた職場のデータ(メール・ファイル・会議・チャットなど)

社員が無料のCopilot Chatしか使えない状態で、社内データを参照する使い方を研修しても、職場に戻って同じことはできません。研修の対象者に有料ライセンスが割り当てられているかを、事前に確認してください。なお、Microsoftは「Microsoft 365 Copilot」を「Microsoft Copilot」に名称変更すると案内しており、移行期間中は両方の名前が使われています。プランや価格は変更されることがあるため、最新の内容は公式ページでご確認ください。

ChatGPT研修との違い

「AIの研修」とひとくくりにされがちですが、Copilot研修とChatGPT研修は、扱う道具も勘所も違います。整理すると次のとおりです。

観点Copilot研修ChatGPT研修
使う場所Word・Excel・Teamsなど普段の画面の中ブラウザやアプリの対話画面
参照する情報社内のメール・ファイル・会議・チャット(有料ライセンスの場合)主にその場で入力・添付した情報
得意なこと資料づくり・議事録・メール下書きの時短発想出し・文章生成・調べ物の下地
研修の勘所「どのアプリで何を頼むか」の型づくりプロンプト(指示文)の書き方

どちらが優れているということではなく、自社が導入したツールに合わせて研修を選ぶのが基本です。Copilotを契約したのにChatGPTの一般的な研修を受けても、画面も操作も違うため「面白かったが自分の仕事では使えない」で終わりがちです。ツールを問わず、業務を題材にする研修の考え方は生成AI研修とはで解説しています。

Copilot研修で扱う内容

実務で役立つCopilot研修は、おおむね次のような構成になります。AIの仕組みの説明に時間をかけるより、自分の担当業務をその場でCopilotに任せてみる時間を多く取るのがコツです。

1. 各アプリでの基本の使い方

Outlookでのメール下書き、Teamsでの会議の要約、Wordでのドラフト作成、Excelでのデータの説明。まず「どのアプリで、どう話しかけると、何が返るか」を一巡します。ここで操作の不安を取り除きます。

2. 自分の業務への当てはめ

研修のいちばん大事な部分です。参加者が「自分が毎週やっている面倒な作業」を1つ持ち寄り、その場でCopilotにやらせてみる。うまくいく指示・いかない指示を、手を動かしながら見つけます。座学で聞いた知識より、この体験のほうが定着しやすくなります。

3. 情報の扱いと注意点

Microsoftの説明では、Copilotは各ユーザーが少なくとも閲覧の権限を持つ組織のデータだけを表示します。裏を返すと、共有設定が広すぎるファイルがあれば、本来見せるつもりのなかった情報が回答に出てくる可能性があります。研修の前に、SharePointやTeamsの共有範囲を情報システム担当と確認しておくと安心です。あわせて、出てきた答えをそのまま使ってよいかを確かめる習慣も一緒に身につけます。社内ルールの作り方はAI利用規程の作り方で整理しています。

費用と助成金の考え方

Copilot研修の費用は、対象人数・時間・カスタマイズの度合いで幅があります。数時間の集合研修から、部署ごとに業務を持ち込む伴走型まで、設計によって変わります。半日・1日・顧問型の違いはChatGPT研修の費用相場が参考になります。研修費とは別に、対象者分のライセンス費用もかかる点に注意してください。

人材育成を目的とした研修は、要件を満たせば助成金の対象となる可能性があります。ただし、Copilotの操作方法だけを学ぶような、特定の業務に当てはめない汎用的な内容は、助成の対象にならないコースがあります。詳しくはAI研修の助成金を使う条件と申請の順番をご覧ください。

Copilot研修で避けたいのは、「操作は分かったが、翌週には元のやり方に戻っている」状態です。研修の中で一度でも「自分の仕事が楽になった」体験を作れるかが、定着するかどうかを大きく左右します。

導入したのに使われない状態を防ぐ設計

ライセンスを配っただけでは、社員は新しい道具を使い始めません。定着させるには、研修の外側の設計も必要です。

研修後も使われ続ける設計は、生成AI研修とはの「研修後も使われる設計」の節でも詳しく扱っています。

ノセカエのCopilot研修

ノセカエの研修は座学3割・実習7割が基本です。Copilotを導入した会社向けに組むなら、普段のOfficeやTeamsの画面のまま、受講者が持ち込んだ担当業務を題材に進める形をおすすめします。「Copilotは導入したが、社内でなかなか使われない」という段階でも、30分の無料相談でご相談いただけます。

まとめ

Copilot研修は、Microsoft 365 Copilotを自社のデータの中で、実際の業務に使えるようにする研修です。研修の前に、対象者が有料ライセンスを持っているか、共有範囲が適切かを確認し、研修の中で「自分の仕事が楽になる」体験を作ることが定着の分かれ目になります。

参考資料・注意事項

最終確認:2026年9月24日。製品名・プラン・機能・価格は提供元により変更されることがあります。導入の際は各公式ページの最新情報をご確認ください。助成金は要件を満たす場合に対象となる可能性があるもので、受給を保証するものではありません。

座学3割・実習7割。貴社の業務を、その場でCopilotに載せ替えます。

どの業務から使うと効果が出るか、助成金の対象になるかを無料で確認します。

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お電話でのご相談:03-6820-2744(平日10:00〜18:00)

浅香 祐輔

この記事を書いた人

浅香 祐輔(Never Red株式会社 代表取締役)

大手コンサルティングファーム(アクセンチュア/アビーム)出身。DX・業務改革・SAP導入が専門で、50名超のチームでPMを担当。法人向け生成AI研修「ノセカエ」の講師を務める。

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