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ChatGPT研修の費用相場と内容|半日・1日・顧問型で何が変わるか

ChatGPT研修の費用相場と内容|半日・1日・顧問型で何が変わるか

この記事の要点

  • AI研修の費用は、1人あたり、1回あたり、月額の3つの払い方があり、形式ごとに決まっています。
  • 相場の幅を覚えても比べられません。同じ金額で何時間、何名までかを、1時間あたりと1人あたりに割って比べます。
  • 国の助成金の対象となる可能性があるのは、実訓練時間が10時間以上の研修です。半日や1日の研修は対象に入りません。
目次
  1. AI研修の費用は、払い方が3つある(1人あたり、1回あたり、月額)
  2. AI研修の費用相場:形式別
  3. 生成AI研修の費用の内訳
  4. 金額が動く要因
  5. 1時間あたり、1人あたりに割って比べる
  6. 助成金を使ったあとの自己負担
  7. ノセカエの料金(全プラン)
  8. よくある質問
  9. 参考資料・注意事項

AI研修の予算を取る人事・経営者の方に向けて、見積書を取る前に知っておきたい費用の形を整理します。他社の料金は、公式ページに金額が公開されているものだけを、確認した日付と一緒に載せました。当社(ノセカエ)の料金は、全プランを載せています。

AI研修の費用は、払い方が3つある(1人あたり、1回あたり、月額)

AI研修の料金表を見比べにくいのは、会社によって払い方の単位が違うからです。単位は大きく3つに分かれます。

図1 形式ごとに、費用の形が違う

1人あたり
公開講座、eラーニング
決まり方受講料×人数。eラーニングは月額や年額×ID数
向く人数少人数。1名から参加できる
内容決まったカリキュラム。他社の受講者と一緒に受ける
1回あたり
一社向けの研修
決まり方1回の固定額。人数の上限がある
向く人数上限に近い人数ほど、1人あたりが下がる
内容自社の業務に合わせて組める
月額
顧問型
決まり方月額×続ける月数
向く場面研修のあと、社内に進める人がいない
内容定例の相談、社内展開の助言

単位の違う料金は、そのままでは比べられないので、自社の人数と時間に置き換えます。

AI研修の費用相場:形式別

AI研修の費用相場として1つの金額を示すことは、当社にはできません。形式によって単位が違い、同じ形式でも内容と人数で変わるためです。ここでは、形式ごとに、公式ページで確かめられた料金の例を並べます。

1人あたりで払う研修(公開されている料金だけ。確認日つき)

表1 1人あたりで払う研修の公開料金の例(2026年10月1日に各社の公式ページで確認)

形式会社とコース公開されている料金時間・条件
公開講座インソース「業務効率化のためのChatGPT活用研修」1名39,600円(税込・通常価格)3時間、オンライン・来場
公開講座トレノケート「ChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用」1名33,000円(税込)1日間(13:00〜17:30)、オンライン
公開講座富士通ラーニングメディア「ビジネスパーソンのための生成AI活用術~営業編~」1名30,800円(税込)1日間(13:00〜17:30)、集合研修
eラーニングSchoo for Business1IDあたり月額1,650円(税抜)。初期費用11万円(税抜)20IDから契約
eラーニングUdemy Business(チームプラン)1ユーザーあたり年額38,000円(税の表記なし)2名から50名

載せたのは、公式ページに金額が出ていたコースの一部です。順位や優劣を示すものではありません。日程によって料金が違うコースや、会員向けの価格を設けている会社もあります。eラーニングの2つは、AI以外の講座も含めて見放題になるサービスです。

1回あたりで払う研修

講師が会社に出向く、または一社だけのためにオンラインで行う研修は、1回あたりの固定額で示されます。この形式は、料金を公開していない会社もあります。たとえばインソースの講師派遣型の研修は、公式ページに金額の記載がなく、問い合わせて見積書を取る形です(2026年10月1日に確認)。

ノセカエは料金を公開しており、半日研修(3時間・最大20名)が40万円、1日研修(6時間・最大20名)が60万円です(税別。税込では44万円と66万円)。

月額で払う顧問型

研修のあとの定着を支える顧問型は、月額です。月に何回の打ち合わせがあるか、打ち合わせ以外の相談にどこまで応じるかで金額が決まります。ノセカエのAI顧問は、月2回の定例、チャットでの相談、社内展開の伴走で、月20万円から(税別)です。顧問型は内容の幅が広いので、他社と比べるときは、月の打ち合わせの回数と相談の範囲をそろえて見積書を取ります。

研修費用の相場を見るときの注意

研修費用の相場として紹介されている数字を見るときは、次の3点を確かめます。

出典のない相場を、予算の根拠にしない

稟議に書く金額は、公式ページの料金か、見積書の金額にします。相場の記事は、取った見積書が大きく外れていないかを確かめるために使います。

生成AI研修の費用の内訳

生成AI研修の費用は、見積書の上では1行にまとまっていることもあります。中身を分けると、次の費目が入っています。

費目中身確かめること
講師の費用当日の講義と実習の指導補助の講師が付く場合、その費用が含まれるか
事前の準備ヒアリング、演習の題材を自社向けに直す作業どこまで自社の業務に合わせるか
教材テキスト、演習用の資料、規程のひな形研修のあとも社内で使えるか
研修後の対応質問への回答、振り返り期間と方法。別料金かどうか
実費講師の交通費、宿泊費、会場の費用見積書の額に含まれるか、別に請求されるか
ツールの利用料研修で使うChatGPTなどのアカウント研修会社が用意するのか、自社で契約するのか

数社の見積書を同じ費目に並べ直す手順は、研修の見積書の内訳で扱っています。研修で使うアカウントを誰の契約にするかは、研修前に決めるアカウントと契約の形にまとめました。

金額が動く要因

同じ「半日のAI研修」でも金額に差が出るのは、次の要因によります。

受講の形式ごとの違いは、AI研修の受講形式の選び方で扱っています。

1時間あたり、1人あたりに割って比べる

単位の違う料金を比べるには、総額を出してから、1時間あたりと1人あたりに割ります。表1のインソースの公開講座と、当社の半日研修で計算してみます。どちらも3時間の研修で、金額は税込にそろえました。

図2 同じ3時間でも、人数で1人あたりの額が入れ替わる

受講する人数公開講座(1名39,600円・税込)の総額一社向け(1回44万円・税込。最大20名)の総額一社向けの1人あたり
5名19万8,000円44万円8万8,000円
10名39万6,000円44万円4万4,000円
12名47万5,200円44万円約3万6,700円
20名79万2,000円44万円2万2,000円

どちらも税込の額。公開講座はインソースの通常価格(税込39,600円)、一社向けはノセカエの半日研修(税別40万円に消費税10%を加えた44万円)で計算。

総額は11名前後で並び、それより少なければ公開講座、12名以上なら一社向けのほうが小さくなります。

金額だけなら、分かれ目は人数です。1時間あたりに割ると、公開講座は1名39,600円÷3時間で1万3,200円、一社向けは20名なら1人2万2,000円÷3時間で約7,300円です。ただし、公開講座は決まったカリキュラムを他社の受講者と一緒に受ける形で、一社向けは演習を自社の業務に合わせられます。割った数字は、中身の違いと合わせて見ます。

見積書を並べるときの3つの数字

総額、1時間あたりの額、1人あたりの額の3つを、各社で同じ人数に置き換えて出します。そのうえで、同じ金額でどこまで自社向けに直してもらえるかを比べます。

助成金を使ったあとの自己負担

研修の費用は、要件を満たせば、厚生労働省の人材開発支援助成金の対象となる可能性があります。事業展開等リスキリング支援コースの場合、中小企業の経費助成率は75%です。ただし、実訓練時間が10時間以上という条件があるので、半日や1日の研修は対象に入りません。

図3 助成金を使った場合の自己負担の考え方(中小企業の例)

半日・1日の研修
10時間に満たない
国の助成金対象に入らない
自己負担研修費の全額。自治体の制度があれば確かめる
10時間以上の研修
例:対象経費98万円
経費助成98万円×75%=73万5,000円
自己負担満額で認められた場合は24万5,000円。支給までは全額を立て替える
不支給の場合
審査で認められない
経費助成0円
自己負担研修費の全額
土台助成金は後払い。受講者1人あたりの上限額があり、人数が少ないと助成額は75%に届かない場合がある

予算は、助成金が出なかった場合の額で組んでおきます。

厚生労働省「事業展開等リスキリング支援コースのご案内」令和8年8月3日版をもとに作成

この計算は、対象経費が98万円と認められた場合の例で、支給を約束するものではありません。経費助成には、受講者1人1訓練あたりの限度額があります。中小企業で実訓練時間が10時間以上100時間未満なら、30万円です。受講者が2名なら上限は60万円なので、助成額は98万円の75%に届きません。対象経費の範囲と支給の可否は、労働局の審査で決まります。令和8年8月3日以降に出す計画届からは、特定の業務に当てはめない汎用的な内容の訓練が対象外とされた(経過措置あり)ので、研修の中身も要件に関わります。条件と期限、賃金助成の見方はAI研修の助成金にまとめています。予算そのものが取りにくい場合は、社員教育の予算が取れないときの組み直し方をご覧ください。

ノセカエの料金(全プラン)

表2 ノセカエの料金(税別)

プラン時間主な内容料金
経営層向けセミナー90分役員・幹部向け。投資判断の勘所15万円
半日研修3時間最大20名、実習型、AI利用規程のひな形付き40万円
1日研修6時間最大20名、部門別ワークと導入計画の作成60万円
助成金対応プラン2日間・計10時間から最大20名。人材開発支援助成金の対象となり得る設計98万円
AI顧問月額月2回の定例、チャットでの相談、社内展開の伴走月20万円から

研修は座学3割・実習7割で、貴社の業務を題材に進めます。オンラインでも開催でき、研修のあと1か月は質問にお答えします。助成金の対象になり得るかは、提携する社会保険労務士が無料で診断します。料金の最新の記載はノセカエのトップページの料金表でご確認ください。

形態の選び方は、目的から考えます。経営の方針を先に固めたいなら経営層向けセミナー、短い時間で社員の底上げをしたいなら半日研修、各部門に広げる推進役を育てたいなら1日研修が合います。研修のあとの定着に不安があるなら、AI顧問を組み合わせる形をおすすめします。研修会社を選ぶ基準は法人向けAI研修の選び方に、ツール代や社内の工数まで含めた総額の見方はAI導入費用の内訳にまとめています。

この記事のまとめ

  • 費用の単位は、1人あたり、1回あたり、月額の3つ。形式で決まる。
  • 比べるときは、自社の人数で総額を出し、1時間あたりと1人あたりに割る。
  • 国の助成金は、10時間以上の研修が対象。予算は、出なかった場合の額で組む。

よくある質問

AI研修の費用相場はいくらですか

形式で単位が違うため、1つの金額では示せません。2026年10月1日に公式ページで確かめた3つの公開講座は1名あたり3万円台(税込)、eラーニングは1IDあたり月額1,650円(税抜)などでした。一社向けの研修は、ノセカエの場合、半日で40万円、1日で60万円(税別)です。

少人数でも、一社向けの研修を頼めますか

頼めます。ただし1回あたりの固定額なので、人数が少ないと1人あたりの額は上がります。この記事の計算では、11名までは、公開講座のほうが総額は小さくなりました。自社の業務を題材にしたいかどうかで選びます。

助成金を使うと、自己負担はいくらになりますか

事業展開等リスキリング支援コースの場合、中小企業の経費助成率は75%です。ただし、受講者1人あたりの上限額があり、人数が少ないと助成額は75%に届かない場合があります。実訓練時間10時間以上などの要件があり、支給されるかどうかは審査により異なります。

見積書の金額のほかに、かかる費用はありますか

講師の交通費や宿泊費、会場の費用、研修で使うAIツールの利用料が、別に必要になる場合があります。受講者が研修を受けている時間の人件費も、社内の費用として見ておきます。

参考資料・注意事項

  • インソース「(半日研修)業務効率化のためのChatGPT活用研修」
    https://www.insource.co.jp/bup/improve-business-efficiency.html
  • インソース「業務効率化のためのChatGPT活用研修(半日間)」(講師派遣型)
    https://www.insource.co.jp/ai/chatgpt_utilization.html
  • トレノケート「ChatGPTで学ぶ生成AIビジネス活用 ~仕事の生産性を高めるAIチャット入門~」
    https://www.trainocate.co.jp/reference/course_details.aspx?code=MAC0030G
  • 富士通ラーニングメディア「【集合】ビジネスパーソンのための生成AI活用術~営業編~」
    https://www.kcc.knowledgewing.com/icm/srv/course-application/init-detail?cd=FLM&pcd=FLMC&cscd=UAI95L
  • Schoo for Business「ご利用料金について」
    https://schoo.jp/biz/price
  • Udemy Business「プラン」
    https://business.udemy.com/ja/plans/
  • 厚生労働省「令和8年度版 事業展開等リスキリング支援コースのご案内(令和8年8月3日版)」
    https://www.mhlw.go.jp/content/11800000/001731978.pdf

最終確認:2026年10月1日。他社の料金は各社の公式ページに表示されていた額で、日程や条件によって異なり、改定されることがあります。当社の料金は税別です。助成金は要件を満たす場合に対象となる可能性があるもので、受給を保証するものではありません。

座学3割・実習7割。貴社の業務を題材に、その場でAIに載せ替えます。

30分のヒアリングで業務内容を伺い、実習の題材と、助成金の対象となる可能性を確認します。

自社向けの研修内容を相談する →

お電話でのご相談:03-6820-2744(平日10:00〜18:00)

浅香 祐輔

この記事を書いた人

浅香 祐輔(Never Red株式会社 代表取締役)

大手コンサルティングファーム(アクセンチュア/アビーム)出身。DX・業務改革・SAP導入が専門で、50名超のチームでPMを担当。法人向け生成AI研修「ノセカエ」の講師を務める。

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